photo by コンドウダイスケ
ブラックベリーについて
当店では、ブラックベリーを自家栽培しています。
ブラックベリーは、他のベリー類と比べ、国内では知名度も生産量も小さいフルーツ。
一方で、独特の形状や真っ黒な色味の他、美容面・健康面の効果が期待できる成分が豊富で、他のベリー類とは一線を画す高いポテンシャルを持っています。
まさに、「ベリー界のダークホース!」
当店では、そんなブラックベリーを使った菓子作りや原料としての販売の他、オーナー制度の取り組みも行っております。
ブラックベリーとは?

バラ科キイチゴ属に分類されるフルーツ。
キイチゴは漢字で木苺と書くように、木になるイチゴの総称。ラズベリーも同じ分類にあたる仲間です。
もともと欧米等で自生していた果樹で、現在流通している品種は、主に北アメリカの野生種が品種改良されたものです。
大きな特徴は3つ!
①Strong Black! 【真っ黒な色味!】
②Wild Tart! 【野性味のある酸味!】
③Fast Runner! 【いたみやすい!】
①Strong Black! 【真っ黒な色味】

真っ黒な見た目は、ポリフェノールの一種「アントシアニン」が豊富に含まれている証拠。
(独特な形状と相まって、「黒い宝石」との異名も。)
アントシアニンとは、ナスや紫キャベツなどにも含まれている天然色素で、抗酸化力がとても高い成分と言われています。
アントシアニンの期待される効果は、次の通り。
・眼精疲労の予防・回復
・目の働きアップ
・アンチエイジング効果
カラダにとってもうれしい宝石かもしれません。
②Wild Tart! 【野性味のある酸味】

当店のブラックベリーは、農薬不使用で育てています。
その数 1200株あまり。
どの株も毎年元気に実るのは、下記の理由のためと考えています。
・白神山地の麓で、大自然の恩恵を受けていること
・ブラックベリー自体が、非常に生命力の強い果樹であること
そんな状況で育ったブラックベリーは、実にワイルド!
少しでも放っておくと、圃場はたちまちジャングル状態!
果実のテイストにおいても、野性味のある酸味に溢れています。
③Fast Runner! 【傷みやすい】

欧米ではポピュラーでも、日本では馴染みの薄いフルーツ。
その程度は、国内出荷量でも表れており、ブルーベリーの0.2%未満(2018年農水省データ)
これは、たいへん傷みやすい果実であることが理由の一つ。
当店では、菓子製造の材料とする他、果実の店頭販売や収穫体験・オーナー制度など、お客様により身近な存在となるよう取り組んでいます。
オーナー制度 収穫の様子
ブラックベリーを使った商品

ブラックベリーを原材料に使った商品を展開しています。どの商品も、果実の酸味が良いアクセントとなった味わいです。
素材として、冷凍の果実やピューレの用意もございます。個人様・事業者様に関わらず、ご入用の際はお問合せください。
<photo by コンドウダイスケ>
ブラックベリーが登場する絵本のご紹介

300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート
4つの時代を舞台に、「ブラックベリーを使ったデザートを作る」ストーリー。歴史的背景、登場人物、道具など、同じ流れのストーリーだからこそ分かる違いや時代が異なっても変わらないものが、美しい絵とともに描かれています。大人にとっても興味深い内容の絵本です。
絵本に出てくるデザート「ブラックベリーフール」のレシピも載っています。
当店スタッフもオススメの絵本です。